Lesson.5【デザートは別腹】料理家が行政書士になるまでの物語

はじめに書いたとおり、料理研究家として食べていけなくなった私。
31歳・無職・独身・彼氏なし。悲しいけど、これが現実。
8万円の家賃は払わなくてはいけないし、この年になったら親にも
すがれない。これからどうやって生きていくか模索している中、偶然、
学生時代の友達から電話がきたの。その友達は弁護士で、私と同じ
“花の独身”。私が無職になった話をしたら笑って
「だから最初から料理研究家なんて無理だって言ったでしょ。
あんたは大学で法律学んでるじゃない。取れる資格はいっぱいある
でしょう。誰も今から弁護士になれって言っているわけじゃないの。
そうだ!行政書士はどう?私も何か役に立てるはずよ」。
「そっか。資格ねぇ。行政書士だったら、廃業することなく一生食べて
いけるかもしれないよね!ちょっと調べてみるわ」。

私の性格は“とにかく前向き”。目標が決まったら突っ走るのみ!
いち早く資格を取るべく、資格スクールに通おうと思ったけど、
なんせ、無職なんでお金がない。ってことで、通信講座に決定!

数ある中から私が選んだのは『フォーサイト』。受講料が安いのに
教材が充実していて、とくに気に入ったのがテキスト。フルカラーで
重要な語句がひと目でわかる
し、メモがとれるスペースがあるから、
オリジナルのテキストが作れちゃうの。しかもB5サイズでバッグ
にもすっぽり入るから持ち運びにも便利よね。
こうして私は『フォーサイト』を受講して、約1年に及ぶ受験生活が
スタートしたの。

生活をしていく上で、お金は絶対に必要よね。
いろいろ考えた末、時給の良いスナックでバイトを始めたわ。
31歳の私でも快く受けてくれたママ。その理由は初めてバイトに
行った日にわかったわ。なんとそこは“女の子の平均年齢50歳!”、
最高年齢はなんと75歳のおばあちゃま!
まぁ、若い子に囲まれるよりはいいか・・・・・・。
そんな店だから、お客さんも半数がおじいちゃま。
お酒&カラオケが大好きな私にとって、スナックのバイトは、
いい意味でのストレス解消!勉強とのメリハリがついて今までに
ないくらいの充実っぷりだったわ。

そんな私の1日
12:00~18:00 勉強
20:00~1:00 駅前のスナックでバイト
(1日10,000円×20日=200,000円)
3:00~10:00 睡眠

勉強をはじめて思ったことは、行政書士はホントに難しいってこと。
学生時代に法律は一通り勉強したから頭に入っている自信があったのよ。
でもいざやってみると、なんとなくは覚えているけど、ほぼ忘れている
ことに気がついたの。その理由は学生時代の「勉強方法」にあったわ。
いつも試験前は「一夜漬け」で勉強していたの。試験の結果はそこそこ
良かったけど、知識としては身についていなかったのね。
それからの私は、スイッチを切り替えて、本気で取り組んだわ。
とくに今まで勉強したことがなかった行政法と一般知識は集中的に
過去問とテキストを繰り返し、そして苦手な記述式も毎日訓練して
少しずつ克服していったの。

試験の2ヶ月前にスナックを辞めて(かなり心残りだったけど!)、
今までの夜型生活から朝型へシフト。そして1ヶ月前の模擬試験では、
ギリギリ合格ラインを突破。でも正解率50%の問題を落としちゃった
から、テキストと過去問に戻って、同じ間違いを繰り返さないよう、
何度も復習したわ。
その甲斐あってか、無事、一発で合格できた私。このときばかりは、
料理研究家として独立したときより、はるかに嬉しかったし、人生で
初めて“達成感”を味わえたの!

現在、私は行政書士事務所での下積みを終了し、独立開業して2年目の
春を迎えようとしているわ。受験生活中にバイトしたスナックの
ママとお客さんは、今は私の大事な顧客。
弁護士の女友達とも提携して、仕事をしているのよ。

35歳の春、『嵐』の櫻井くんのような、私をレッツクッキング!
してくれる男性を募集中です!

私が行政書士になれたのは
通信講座『フォーサイト』のおかげ!